花粉対策-洗濯物の干し方-外干しのコツ

花粉対策hay fever (seasonal allergy)

外干しのコツ

【花粉が飛ぶピークは11時~14時・17時~19時】

 花粉時期は外に干す時間帯や天気に注意しましょう。

外に干すときは、時間帯と天気にぜひ気をつけてみましょう。

 

環境省のデータによると、

気温が上がる11時~14時頃と日没後の17時~19時頃が花粉飛散のピークとしています。

この時間帯に『干し始める』のは避けましょう。

干し始めるのは早朝がおすすめです

花粉飛散ピーク時間帯になるころには、

洗濯物がある程度乾いているので大量の花粉が付着することは避けられます。

また、取り込む際には洗濯物にジアファインをまんべんなくスプレーして、干している間に付着した花粉を部屋に持ち込まないようにしましょう。

 

参考:花粉症環境保健マニュアル

 

洗剤メーカー大手のライオンのおこなった実験では、
脱水直後の湿ったシーツと乾いたシーツを外に干して花粉の付着量を比較したところ、
5時間後、濡れたシーツには乾いたシーツの2倍もの花粉が付着していました。

花粉は、乾いた衣類よりも湿った衣類に多くつくので、

「洗濯物が濡れている干し始めは、花粉の飛散量が少ない時間帯をねらった方がいい」

ということになります。

 

【早朝に干して、夜取り込むのが最も効果的】

お仕事をしていて1日居ない方は、『朝早くに干して夜取り込む』のがおすすめです。

取り込み際も、花粉がついている可能性がありますのでジアファインをスプレーしてから取り込みましょう。

 

【強風・気温が高い・湿度が低い日は花粉がつきやすい】

この3つに当てはまる日は、花粉がつきやすいとされています。

洗濯物が早く乾きそうな良い条件ばかりに思えてしまいますが花粉時期は要注意です。

このような日は、部屋干しに切り替える、乾燥機を使うなどの方法が賢明です。

 

 

 

 

“1年で花粉が多く飛ぶ時期は?

エリアによってもバラつきがありますので、簡単に飛散時期をご紹介します。

 

北海道エリア

本州に比べると花粉が少ない北海道。4月~6月までは花粉が飛散しますので対早めの対策を。

 

東北エリア

関東と並び花粉が多いとされる2月から4月上旬。春から秋にかけて長い期間飛散するイネ科の花粉にも注意しましょう。

 

関東エリア

最も花粉が多く、花粉の種類も量も圧倒的に多いのが関東。

春先にピークがくるスギやヒノキだけではなく、秋のブタクサの時期も長いのでしっかりとした対策が通年必要。

 

東海エリア

関東に比べるとそこまで多くありませんが、2月~4月上旬までは花粉症対策が必要です。

 

関西エリア

関東ほどひどくはありませんが、2月~3月のスギ花粉のピーク時期があります。ヒノキの飛散が多いのは4月。

秋も、ヨモギやブタクサ花粉も飛散しますので要注意です。

 

九州エリア

他の地域同様、2月~3月のスギ花粉のピーク時期があります。ヒノキの飛散が多いのは4月。

4月以降もイネ科の花粉が飛散しますので、気は抜けません。

 

参考:NPO花粉情報協会
 

 

花粉時期の洗濯物干しポイント